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研究施設では酒室検査の研修をしました。文系の学生だった私にとってピペットとかビーカーとかいう単語は理科の実験以来。
酒度・アルコール度・アミノ酸度・のチェック。
検査する酒を15度に温度をキープした上でそれぞれ計測していきます。
酒度のチェックは日本酒度計を使い、比重を調べます。浮秤のようなもので浮き沈みで日本酒度を確認します。アルコール度のチェックは検査するお酒を蒸留し、アルコール分がどれくらい残っているかで確認します。アミノ酸度のチェックはお酒(酸性)に赤色を付け、水酸化ナトリウムを加え、中和したときの水酸化ナトリウムの量で決めます。今ではこんな面倒なことはせずに、機械で全て計測してしまうようです。わざわざこの日のために昔ながらの方法で目に見えるよう教えてくださいました。
ここで感心したのは毎日タンクごとに検査をしていること。神奈川県で飲んでいるお酒もいろいろ調べていけば、何月何日に何番のタンクで仕込まれたお酒というのもわかってしまうらしいです。日本酒のトレーサビリティ恐るべし。
こんな感じで2日間、駆け足ながら日本酒に触れてきました。本で読むのと実際触れてみるのとでは、やはり断然、後者ですね。機会があればまたもう少し勉強してからお伺いしたいところです。吉乃川さんは安定した品質の商品を機械を使って上手に生産しているなというのが感想です。日本酒を造りに行くのが決まってから、どれだけ重労働なのだろうか。と不安に思っていたのですが、実際は機械で制御されていて、ボタンひとつで何でもできてしまうようでした。それでも、やはり麹だけは人が必要ということで、蔵人さんが一生懸命作業していたのが一人の酒好きとしては安心したところです。
こんな滅多にない機会をいただきありがとうございました。
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